2012年2月8日水曜日

心が弱い

『心が弱い』という言い方があります。

何か心に負担がかかった時に、落ち込んだり、身体の具合が悪くなったりする人に対して、そう言ったりします。

確かに、そういう見方もできるのでしょうが、それは少しもったいないかなとも思います。心が弱いと言われている人を見ていると、色々なことを感じ取る力があるという方がしっくりくるような気がします。

僕らの生活の中には、緊張してピーンと張り詰めた雰囲気や、誰かが自分にイライラしてピリピリした雰囲気、仲の良かった友達がちょっとした行き違いで離れていってしまうような気まずい雰囲気など、色々な雰囲気が通り過ぎます。心が弱いと言われる人は、そのようなものをより感じ取って、影響を受けてしまうのだと思います。

けれど、そういうことを感じ取る力があるからこそ、人に対しての配慮ができたり、接し方がやわらかかったりします。

また、悪いことばかりを感じ取っているのでなく、同じ時間を過ごしても、多くの人が見過ごすような部分に感銘を受けたり、同じ映画を見ても独特な印象を持ったり、個性的に世界を切り取っているようにも見えます。その能力をいかして、クリエイティブな仕事をしている人も多いのではないでしょうか?

『心が弱い』と言ってしまうと、悪いイメージがくっついてきて、何とか強くしなければいけない気がしてしまいます。けれど、『色々なことを感じ取る力がある』と捉えておいた方が実りが多いと思います。

ということで、心が弱い僕は、このブログに本名は載せないことにしました。やはり誰かから批判をされるのは怖いですからね。


そうは言っても、心を強くしたいという方に
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