2012年8月25日土曜日

いい人って、こういうことじゃない?


先日、赤ちゃんと見つめあう機会が立て続けにあったんです。普段、誰かと目を合わせ続けると、何だか居心地が悪くなってきて、長時間はきついです。けども、赤ちゃんとだったら、ずっと見つめ合ったままいられます。しかも、誰とでも。これは赤ちゃんが無邪気だからなのではないか?と発見しました。まさに、字のごとく、邪気が無いわけです。

そこで連想したのですが、“大人はみんな汚い”という言われ方ってありますよね。それは確かに本当で、間違ってないのだと思います。けれど、大人はという制限ではなくて、赤ちゃん以外は、にした方が正しくないですか?

トルコで会った赤ちゃん
本当に小さいころは誰でも無邪気ですが、このハードな世の中に触れるにつれて、何かしら黒い部分って出てきます。ですから、大人に限らず、子どもにだって黒さはちゃんとあるし、そういう部分も持っていないと生き辛くもあるわけです。

そうは言っても、みんな黒い部分を持っているから、嫌な人ばかりなのかというと、そうではないですよね。イコールではないです。いい人だっています。

じゃあ、その差は何なんだと考えると、それは自分が抱えている黒い部分を自覚しているかどうかじゃないでしょうか。僕が嫌だなと感じるのは、自分の黒さを自覚してなくて、漏れ出しちゃってるのが見えた時です。反対に、自分の黒い部分を自覚している人は、不必要にそれを垂れ流すことも少ないので、周りの人にそれほど悪影響は与えないでしょう。

つまり、いい人っていうのは、黒い部分がない人ではなくて、黒い部分をちゃんと自覚している人なのではないでしょうか。それができてる人は、魅力的にさえ見えますよね。聖人と言われる人だって、きっと何かしらの黒い部分を抱えていたのだと思います。

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